はあ・・。これから親戚が来る。気をつかうからやだな〜
はあ…。たくさん話して、無理して笑って疲れた〜
HSPさんの中で親戚付き合いが苦手だという方は多いと思います。
HSPさんは家族や親しい友人でさえも長時間ずっと一緒にいたら疲れてしまいます。
刺激に敏感なHSPさんにとって「人」そのものが強い刺激となるからです。
わたしも小さい頃から親戚付き合いが苦手でした。
「もてなさなきゃいけない。」と責任を感じてしまうからです。
親戚が来ると無理して話して、無理して笑って、いつも疲れていました。
今回は親戚付き合いが苦手なHSPさんの心理についてまとめていきたいと思います。
なお今回は、親戚が自分の家にくる場合に焦点を当ててお話しています。
目次
親戚付き合いの環境
親戚付き合いといっても、様々な付き合い方がありますよね。
例えば、
- 親戚が多い/少ない
- 親戚と会う頻度が多い/少ない
- 親戚と仲良い/仲が悪い/気を遣う関係
- 一度に来る親戚の数が大人数/少人数
など。
親戚との関係性や、会うときの人数や頻度によってもHSPさんの疲れ具合というのは変わってきます。
相手の関係性によって気疲れしますし、関わる人数が多ければ多いほど疲れます。
疲れやすい環境であるかどうかを知っておくことで、今後の対策にも繋げられると思うので、環境についても目を向けてみてください。
HSPさんが親戚付き合いが苦手な理由
苦手な原因① HSPは刺激に敏感
HSPさんは刺激に敏感です。
冒頭でもお話した通り、HSPさんにとって1番強い刺激は「人」です。
HSPさんにとって一番落ち着く環境は、静かな一人でいる時間です。
しかし親戚が来ることによって、家の中は少し賑やかになり、疲れやすい環境になってしまいます。
また人が増えれば増える分、人の動き・人の声・人の匂いなど、HSPさんにとって苦手な刺激も増えていきます。
親戚と仲が良いとしても、気付かないうちに「人」や五感の刺激により体力が消費していっているのです。
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苦手な理由② 機嫌を伺ってしまう/気疲れする
これは気を遣う関係性の場合に主に該当します。
HSPさんは相手の表情や声のトーンから相手の機嫌を読み取ります。
親戚が気を遣う相手ならば、親戚はお客さんのような存在です。
わたしの場合は親戚の顔を見て、
退屈してないかな?
帰りたいと思ってないかな?
などと考えていました。
また減っていくお茶やお菓子をみると、
これはお茶をつぎ足すべき?
お菓子を持ってくるべき?
と、そのことばかりが気になってしまいました。
頭でいろんなことを考えたり、気を遣ったりするので親戚付き合いは疲れてしまうのです。
疲れる原因③ いつ帰るかわからない
親戚っていつ帰るか予測がなかなかつかないですよね。
親戚の人柄や、状況によって滞在時間は様々です。
例えば、
- 話をするのが好きで長居する親戚
- 子どもがいてゆっくり遊ばせようとする親戚
- お酒を飲んで酔っ払っていつ帰るか検討がつかない
など。
HSPさんは長時間ずっと人といると疲れてしまいます。
そんなHSPさんにとって長居をする親戚、いつ帰るか分からない親戚がいるということはストレスにも繋がります。
苦手な原因④ 話すことが苦手
HSPさんは内向的です。
そのため人と話すだけでも、エレルギーを消費します。
親戚との会話といったらやはり「近況報告」になると思います。
HSPさんはいつも心の中での考え事が多いため、自分のことを話すのがあまり得意ではありません。
苦手なことをしようとするので、疲れるのは当たり前ですよね。
またHSPさんは「雑談」が苦手な方が多いです。
そのため会話が行き交う親戚付き合いはやはり、大変と言えるでしょう。
親戚付き合いが苦手は場合の対応策
ではここからは親戚付き合いが苦手なHSPさんに向けて、親戚と関わる際の対応策についてまとめていきたいと思います。
対応策① ずっとその場にいなくてもいい
HSPさんは良心的な気質から、丁寧に対応しようと頑張ってしまうところがあると思います。
しかし長時間「人」といることに疲れてしますHSPさんが、ずっと親戚の対応をしていたらクタクタになってしまうでしょう。
そんな時はこんな言い訳をして、席を外してもいいのです。
ちょっとお茶新しいの入れてきますね〜
すみません。ちょっと子どもの様子見てきますね〜
クタクタになってしまう前に、ちょくちょく休憩を挟むといいと思います。
対応策② 頑張りすぎない
せっかく来てくれたのだから、ゆっくりしてもらおう。
滅多に会わないのだから、今日だけは頑張って話そう。
HSPさんの中には、このように意気込んだり、クタクタになる覚悟を決めて頑張ってしまう方もいると思います。
でも無理して対応しなくてもいいんです。
意気込むことによってお茶を継ぎ足したり、会話をふったりして、相手の帰るタイミングをどんどん伸ばしてしまいます。
無理にあれこれ働かずに、頑張りすぎない対応を心がけるといいかもしれません。
対応策③ 必要なことだけちゃんとやる
苦手なことを頑張ってしまうと、辛さが蓄積していきます。
そして「親戚付き合いは辛いもの」として記憶されて、どんどん苦手意識が強まっていきます。
そうならないためにも無理したお付き合いはやめましょう。
疲れていたり、自分に合ってないなと思ったら必要なことだけちゃんと行えばいいのです。
わたしにとって必要だと思うものは次の3つです。
- 挨拶
- 元気かどうかを知らせること
- 大事な報告あればする
自分にとって「これだけは」というものを決めておくといいでしょう。
そうすれば親戚との関係がこじれることはないと思います。
まとめ
今回はHSPさんと親戚付き合いについてお話しました。
まとめです。
●親戚づきあいの環境に目を向ける
親戚との関係性や、会うときの人数や頻度によってもHSPさんの疲れ具合というのは変わってきます。
●HSPさんが親戚付き合いが苦手な理由
- 【HSPさんは刺激に敏感】
HSPさんは「人」そのものが刺激となります。親戚が来ることによって、家の中は少し賑やかになり、HSPさんにとって疲れやすい環境になってしまいます。 - 【機嫌を伺ってしまう/気疲れする】
HSPさんは相手の表情や声のトーンから相手の機嫌を読み取ります。頭でいろんなことを考えたり、気を遣ったりするので親戚付き合いは疲れてしまうのです。 - 【いつ帰るかわからない】
HSPさんは長時間ずっと人といると疲れてしまいます。長居をする親戚、いつ帰るか分からない親戚がいるということはスHSPさんにとってストレスにも繋がります。 - 【話すことが苦手】
SPさんは内向的です。そのためそのため人と話すだけでも、エレルギーを消費します。
●親戚付き合いが苦手な場合の対応策
- 【ずっとその場にいなくてもいい】
クタクタになってしまう前に、ちょくちょく席を外して、休憩を挟んでいきましょう。 - 【頑張りすぎない】
HSPさんは真面目な方が多いので対応を頑張りすぎてしまう場合があります。無理にあれこれ働かずに、頑張りすぎない対応を心がけるといいかもしれません。 - 【必要なことだけちゃんとする】
自分にとって「これだけはやろう」というものを決めておき、無理をしない付き合い方をしていきましょう。
今日はこの辺で終わります。お読みいただき、ありがとうございました。
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